工場電気設備の低圧系統 (400V、200V、100V) の接地は、低圧に降圧する変圧器巻線をΔ-Y巻線にして感電と火災対策のため、中性点の抵抗接地(機能接地)をする設計をすべきである。
電気技術基準解釈第19条「保安上又は機能上必要な場所における電路の接地」の第1項第一号に、電路の中性点(300V以下の電路において中性点に接地を施し難い時は、電路の一端子)とある。ゼネコンがつくる業務用ビル、マンションで高圧から200Vに降圧する時にY-Δ巻線にして一点接地する設備が多いのは何故か? 何故Δ-Yにして高抵抗接地にしないのか? 疑問に思っています。
(産業用電気設備関係の方からの回答です)
Kameda Kazuyuki Edited answer