PWM 変換器の構成と高調波、高調波対策(抑制)上注意すべき点について教えて下さい。
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Kameda Kazuyuki Changed status to publish
IGBT などのパワーデバイスを用いた PWM 変換器(コンバータ)は、PWM で電圧波形を変調し、入力側にリアクトルとコンデンサからなるフィルタを接続することで、ダイオードやサイリスタ変換器に比べて高調波の少ない電流を得ることができます。PWM 変換器だけで、高調波フィルタなどの高調波低減手段なしに「高圧又は特別高圧で受電する需要家の高調波抑制対策ガイドライン」を満たすことができる装置もあります。
PWM 変換器は、力率もほぼ 1 に近い特性を持っているものが多く、電源にやさしい機器ですが、発生する高調波は、PWM 変調の方式や入力側のフィルタの特性で異なりますので、PWM 変換器の製造者・販売者に確認することをお勧めします。
下図は、PWM 変換器(コンバータ)の例です。
IGBT インバータと同じ構成で、入出力を反転して IGBT コンバータとしている。入力側には電源に流出する高調波を低減するためのACフィルタが設けられている。
(電機メーカーの方からの回答です)
Kameda Kazuyuki Edited answer