ETAP News の「長谷コラム」の中に、「三相発電機(同期機)の理論 その8」があります。下記のURLをクリックして、ご覧になって下さい。
https://www.eltechs.co.jp/EltechsNews27_j.shtml
この章では、下記の項目についての説明です。
27.1 発電機の正相等価回路
27.2 発電機の逆相等価回路
27.3 発電機の零相等価回路
( 本文中からの抜粋)
以上で図27.2 の対称座標法等価回路の根拠の説明が終わりました。今回の解説で、逆相電流や高調波電流が流れ続けるとすれば図 27.1 の dq 等価回路図でダン パー分岐回路、すなわちダンパーコイルに交流電流が流れ続けることになることをも解説しました。 円筒型回転機ではロータ両面部位の鉄心やコイル溝の蓋の役目を果たす楔(Wedge)に過大な渦電流が流れて急速に過熱して危険なことになります。この理屈は誘導電動機などに ついても同じですが次回以降でじっくり解説することとします。
次回以降では発電機の能力曲線とか AVR と無効電力 Q の関係などより実践的な解説に進んでいくことになります。皆さんご期待ください
Kameda Kazuyuki Edited answer