引き続き、「電力システムの応動特性とAVR(Automatic Voltage Regulator)その2」についての説明をお願いします。
Kameda Kazuyuki Answered question
ETAP News の「長谷コラム」の中に、「電力システムの応動特性とAVR その2」があります。 下記のURLをクリックして、ご覧になって下さい。
https://www.eltechs.co.jp/EltechsNews37_j.shtml
前回は、Laplace変換のおさらいと合わせて発電機&負荷の応動式および両者の合体した電力システムとしての応動式について解説しました。 この章では、下記の項目についての説明です。
37.1 発電機&負荷回路の応動式及び電力システム全系の伝達関数ブロック図
37.2 AVRの責務および求められる性能
37.3 励磁機(励磁装置)について
37.4 AVR負帰還制御回路の伝達関数
37.5 AVR制御機能付き発電機と負荷からなるシステムの s 領域応動方程式の導入
37.6 AVR制御機能付き発電機の安定領域/不安定領域の (p,q) 座標での決定
37.6.1 AVR不使用時の安定限界
37.6.2 AVR使用時の安定限界
(本文の最後より) なお、AVRのUEL機能とは別に、発電機励磁系のトラブル(例えば励磁回路断線 or 励磁装置停止)で界磁喪失が万一発生したら発電機は即座に解列する必要があります。 このための 界磁喪失リレー(60-Relay)については次回以降で距離リレーの解説として説明します。
Kameda Kazuyuki Edited answer